一条工務店の新商品Naturia(ナチュリア)が、かなり気になっています。
理由はシンプルで、これまで一条工務店の商品選びで悩みやすかった「デザイン」と「性能」の間に、新しい選択肢が出てきたように見えるからです。
私はもともと、グランセゾンを考えていました。ハイドアや内装の雰囲気に惹かれていたからです。
でも、さらぽかの快適さを知ってから、最終的にはグランスマートに変更しました。見た目の好みよりも、毎日の快適性を優先した形です。
だからこそ、Naturiaは少し引っかかります。
北欧デザインを前面に出しながら、一条工務店らしい住宅性能も持っている。さらに、2026年7月3日からは全館さらぽか空調にも対応。
これは単なる新商品というより、一条工務店で家を建てる人の「迷い方」を変える商品かもしれません。
Naturiaはどんな商品?北欧の暮らしを軸にした新ライン
一条工務店の公式ページでは、Naturiaは北欧の暮らしやデザインを軸にした新しい住まいとして紹介されています。
公式情報を見る限り、Naturiaは単に「北欧っぽい内装を選べる商品」というより、北欧の暮らし方やインテリアの考え方まで含めて設計された商品という印象です。
北欧ジャーナリストの森百合子氏が監修している点も、ただの雰囲気づくりではなく、北欧の暮らしやデザインへの理解を商品に落とし込もうとしている部分だと思います。
一条工務店というと、どうしても「家は、性能。」のイメージが強いです。
- 断熱性能
- 気密性能
- 全館床暖房
- 太陽光
- 耐震性能
こうした性能面が魅力なのは間違いありません。
ただ、家づくりで最後まで悩むのは、意外と「見た目」や「暮らしたときの空気感」だったりします。
性能は大事。でも、毎日目に入る床、建具、壁、照明、家具との相性も大事です。
Naturiaは、そのデザイン面にかなり力を入れてきた商品に見えます。北欧、木のぬくもり、余白、やわらかい色合い。そういう方向が好きな人には、かなり刺さりそうです。
ネット上の情報はまだ少ない。だからこそ公式情報を冷静に見る
Naturiaについてネット上の情報も探しましたが、現時点では施主ブログや入居後レビューのような実体験情報はまだ多くありません。
これは悪い意味ではなく、新商品なので当然だと思います。実際の施工例、見積もり、採用した人の感想、後悔ポイントは、これから少しずつ出てくる段階です。
そのため、今Naturiaを見るなら、ネット上の口コミだけで判断するより、まず公式情報から次の点を読み取るのが現実的です。
- 北欧デザインを前面に出した商品であること
- 4つのスタイルで内装の方向性が分かれていること
- 断熱等級6標準と紹介されていること
- 全館床暖房や耐震等級3など、一条らしい性能も打ち出されていること
- 2026年7月3日から全館さらぽか空調にも対応したこと
逆に、価格や坪単価、細かい標準仕様、実際に選べる設備の範囲は、公式ページだけでは判断しきれません。ここは展示場や営業担当さんへの確認が必要です。
Naturiaの4つの北欧スタイル
Naturiaでまず見ておきたいのが、4つの北欧スタイルです。

Himmel:白を基調にした明るい北欧モダン
Himmelは、白を基調にした明るい空間です。
カラフルなファブリックや照明、家具を合わせやすい雰囲気なので、北欧インテリアの「軽さ」や「明るさ」が好きな人には合いそうです。
白っぽい内装は、家具や小物の選び方で印象を変えやすいのが魅力です。一方で、生活感が出やすい面もあるので、収納計画や配色の統一感はかなり大事になりそうです。
Gladje:北欧クラシック寄りの落ち着き
Gladjeは、北欧のクラシックなアパートメントをイメージしたスタイルです。
フォレストグリーンの建具や腰パネルの雰囲気があり、単なるナチュラルではなく、少し深みのある空間にしたい人向けに見えます。
個人的には、グランセゾンの重厚感に惹かれる人が、Naturia側で見るならこの方向が気になりそうだと思いました。
Hytte:木のぬくもりと家族のくつろぎ
Hytteは、コテージのようなぬくもりを感じるスタイルです。
明るい白をベースに木の風合いを取り入れる方向なので、家族でゆっくり過ごすリビングや、やさしい雰囲気の家にしたい人には合いそうです。
一条工務店の性能に、暮らしの柔らかさを足すなら、このスタイルはかなり分かりやすいと思います。
Aino:ジャパンディ寄りの静かな上品さ
Ainoは、北欧デザインと日本の美意識を合わせたジャパンディ寄りのスタイルです。
余白、落ち着き、シンプルさ、上品な配色。そういう方向が好きな人には、一番しっくり来るかもしれません。
派手さよりも、長く飽きずに暮らせる空間を重視する人にはかなり良さそうです。
Naturiaの性能面はどう見る?断熱等級6標準と全館床暖房
Naturiaはデザイン寄りの商品に見えますが、一条工務店の商品なので性能面も気になります。
公式ページでは、Naturiaの性能として、断熱等級6標準、全館床暖房、耐震等級3、サイディング+クレストーンなどが紹介されています。
ここで大事なのは、「Naturiaも高性能そうだから、グランスマートやi-smartと同じように考えていい」と早合点しないことです。
一条工務店の商品は、どれも性能を大事にしています。ただ、商品ごとに標準仕様、断熱等級、選べる設備、価格帯、外観や内装の方向性は違います。
たとえば、2026年7月3日の公式ニュースでは、これまで全館さらぽか空調は断熱等級7を標準とするグランスマートとi-smartに限り採用可能だったと説明されています。
一方で、Naturiaの公式ページでは断熱等級6標準とされています。
Naturiaは「デザインも性能も良さそう」で終わらせず、グランスマートやi-smartとの仕様差を具体的に確認した方がいい商品です。
特に、さらぽかを採用したい人は、断熱性能、気密性能、窓の仕様、間取り、地域条件、費用までセットで確認した方が安心です。
さらぽか対応でNaturiaの見え方はかなり変わった
今回、Naturiaで大きいのは、全館さらぽか空調に対応したことです。
さらぽかは、単なる設備というより、暮らし方を変える要素だと思っています。
夏の湿気を抑えたい。エアコンの風が直接当たる感じを減らしたい。家全体の温度差を少なくしたい。冬は全館床暖房で足元から暖かく過ごしたい。
こういう快適性を重視するなら、さらぽかはかなり魅力があります。
私はまさに、さらぽかに惹かれてグランセゾン予定からグランスマートへ気持ちが動きました。
だから、もし当時Naturiaがあって、しかもさらぽかに対応していたら、かなり真剣に見ていたと思います。
もちろん、最終的に選んだかどうかは分かりません。性能差、総額、間取り、外観、選べる設備を比べたうえで判断したはずです。
それでも、さらぽか対応になったことで、Naturiaは「デザイン寄りの新商品」から「快適性も含めて検討したい商品」に変わった印象があります。
グランセゾン・グランスマートで迷う人に刺さりそう
Naturiaが一番刺さりそうなのは、グランセゾンとグランスマートで迷う人だと思います。
グランセゾンは、ハイドアや重厚感のある内装が魅力です。
グランスマートは、性能やさらぽかを含めた快適性を重視しやすい商品です。
この2つで迷うと、かなり悩みます。私もそうでした。
Naturiaは、そこに入ってくる第三の選択肢になりそうです。
ただし、グランセゾンの代わりになる商品かというと、少し違います。
グランセゾンの魅力は、華やかさや重厚感です。Naturiaは、北欧、木のぬくもり、余白、自然体の居心地という方向です。
同じ「デザインがいい」でも、向いている好みは違います。
だからこそ、グランセゾンが好きな人ほど、Naturiaを見たときに「これは自分の好みと近いのか、それとも違うのか」を冷静に見た方がいいです。
Naturiaが向いていそうな人
Naturiaは、次のような人に向いていそうです。
- 北欧インテリアやジャパンディが好き
- 木のぬくもりや自然体の雰囲気を重視したい
- 一条工務店の性能は欲しいが、内装の雰囲気も妥協したくない
- グランセゾンのデザインに惹かれつつ、さらぽかも気になっている
- 派手さより、長く落ち着いて暮らせる空間を選びたい
特に、インテリアや家具の雰囲気まで含めて家を考えたい人には、かなり相性が良さそうです。
一条工務店の性能に惹かれているけれど、内装や雰囲気の面であと一歩決めきれない。そういう人には、一度見ておく価値があると思います。
逆に、慎重に見た方がよさそうな人
一方で、Naturiaを慎重に見た方がいい人もいます。
- 性能を最優先で、断熱等級7標準の商品と迷っている人
- グランセゾンのハイドアや重厚感がどうしても好きな人
- さらぽか採用時の費用差をまだ確認していない人
- 外観や間取りの自由度を最優先したい人
Naturiaは魅力的ですが、新商品だからこそ、実際の価格感、採用できる仕様、展示場での体感、施工例はこれから確認していく必要があります。
公式ページの雰囲気だけで決めるのではなく、グランスマート、i-smart、グランセゾン、i-cubeと並べて比較した方がいいです。
展示場や営業担当さんに聞きたいこと
Naturiaを検討するなら、展示場や営業担当さんには次のことを聞きたいです。

- Naturiaでさらぽかを採用した場合の費用
- グランスマートやi-smartとの断熱性能・仕様差
- 選べる4スタイルごとの内装・建具・設備の範囲
- キッチン、浴室、洗面、収納の選択肢
- 外観や屋根形状、間取りの制約
- 断熱等級6標準から変わる条件があるか
- さらぽか対応の対象地域や注意点
- グランセゾンやグランスマートと同じ間取りで見積もった場合の差
特に大事なのは、同じ条件で見積もることです。
商品ごとに間取りや仕様を変えてしまうと、どこで金額差が出ているのか分かりにくくなります。
できれば、同じ延床面積、近い間取り、近い設備条件で比較したいです。
私ならNaturiaをどう見るか
私が今から一条工務店を検討するなら、Naturiaはかなり真剣に見ます。
理由は、さらぽかに対応したからです。
私はさらぽかに惹かれて、グランセゾン予定からグランスマートに変更しました。
その判断に後悔はありません。でも、当時Naturiaがあって、北欧デザインとさらぽかを両方見られたら、かなり悩んだと思います。
ただ、最終的にはデザインだけでは決めません。
断熱性能、さらぽかの費用、間取り、総額、メンテナンス、外観、将来の暮らしまで見ます。
家は、建てた瞬間より住み続ける時間の方が長いです。
だからこそ、Naturiaの雰囲気に惹かれたとしても、最後は「自分たちの暮らしに本当に合うか」で判断したいです。
関連記事とあわせて考えたいこと
Naturiaは、さらぽか、グランスマート、グランセゾン、断熱性能とあわせて考えると判断しやすくなります。



まとめ
Naturiaは、一条工務店の中でもデザイン面にしっかり踏み込んだ新しい商品だと感じます。
北欧デザイン、木のぬくもり、ジャパンディ寄りの落ち着き、4つのスタイル。これまで一条工務店に「性能は魅力だけど、もう少しデザインの選択肢が欲しい」と感じていた人には、かなり気になる存在になりそうです。
さらに、2026年7月3日から全館さらぽか空調にも対応しました。
この点が大きいです。
デザインと快適性の両方を見たい人にとって、Naturiaは新しい選択肢になります。
ただし、さらぽか対応だから即決でいいわけではありません。グランスマートやi-smartとの性能差、グランセゾンとのデザイン差、総額、仕様、地域条件は必ず確認したいところです。
個人的には、Naturiaは「一条工務店の性能に惹かれているけれど、デザインも諦めたくない人」にかなり刺さる商品だと思います。
