2026年という新しい年を迎え、2025年末時点の資産状況の棚卸しを行いました。
以前から私の資産規模はいわゆる「準富裕層(資産5,000万円以上1億円未満)」のカテゴリーに位置していますが、今回の集計でもその位置を再確認できました。しかし、中身を精査すると、相場環境と自分の性格の折り合いをどうつけるか、という課題が改めて見えてきます。
今回は具体的な金額を伏せ、「比率」を中心に最新のポートフォリオを公開します。
資産全体:現金比率49.3%と「機会損失」の現実

まずは、現在の資産構成の全体像です。
| 区分 | 割合 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 現金 | 49.3% | 守りの要・優待クロス用 |
| 株式 | 36.9% | 米国ETF中心 |
| 投資信託 | 13.5% | 全世界分散のコア |
| ポイント・マイル | 0.3% | おまけ |
精神的な平穏と引き換えにした代償
私はリスク許容度が低いタイプなので、資産の約半分を現金で持つ今のスタイルが、精神的には一番安定します。この戦略のおかげで、日々の相場変動に一喜一憂することなく過ごせています。
……といっても、これだけ相場が好調な中、もしこの現金をすべて投資に回していたら、今ごろは余裕で「億り人(資産1億円超え)」になっていました。結果的に見れば、大きな機会損失だったことは否定できません。
「現金のまま持っていることほど馬鹿らしいことはない」という意識はあるため、この約5割の現金は寝かせるのではなく、「優待クロス(つなぎ売り)」にフル活用しています。リスクを抑えながら優待という実利を得ることで、現金比率の高さによる「機会損失」を少しでも埋めるようにしています。
株式投資:ETFコアに、2025年は「国内株」にも挑戦
資産の約37%を占める株式投資は、米国ETFを主軸とした構成です。
株式内訳の比率(株式全体を100%とした場合)
- 米国ETF(VOO/VYM/HDV等):71.3%
- 債券ETF(BND/AGG/EDV):13.6%
- 米国個別株:8.5%
- 国内個別株:6.6%
個別株という「刺激」のバランス
もともと私は、投資信託やETFといった退屈な投資の合間に、刺激欲しさの遊び半分で個別株にも手を出してきました。
以前から米国個別株(KO/MO/SHELなど)は保有していましたが、2025年は新たに「国内個別株」にも積極的に投資するようになりました。
トヨタ、NTT、KDDIといった大型株を中心に、マクドナルドやタカラトミーなど、身近な優待銘柄を1株からコツコツと買い集めています。日本株の動向を自分なりに分析し、ポートフォリオに組み込む作業は、投資の楽しさを再確認させてくれます。
投資信託:オルカンを主軸に積立設定を確認・増額
資産の約14%を占める投資信託については、新年を機に改めて積立内容の「現状確認」を行いました。
投資信託の内訳(詳細)
- 全世界株(eMAXIS Slim オール・カントリー等):73.8%
- 米国株(S&P500/NASDAQ100):7.0%
- バランス型・USD MMF・その他:19.2%
「王道」のオルカンをメインに据える理由
私の投資信託ポートフォリオにおいて、全体の約74%を占めているのが「全世界株(オルカン)」です。
第2章で触れた通り、私の株式投資(現物)は米国ETFが7割を超えており、放っておくと資産が米国市場に偏りすぎてしまいます。その偏りを中和し、全世界に地域分散を図るための「土台」として、オルカンはこれ以上ない定番の選択肢となっています。
放置していた設定の整理と、入金力の強化
「一度設定したらあとは自動」が積立投資の魅力ですが、私は少し放置しすぎていました。今回、どの口座でどの銘柄をいくら買っているのかをすべて洗い出し、改めて現在のライフスタイルに合わせました。
特に大きな変更点は、毎月の投資積立額の増額です。 現在、ストックフォトでの収益が月30万円ほどで安定して推移しています。この強固な事業収益をそのまま眠らせておくのはもったいない。
「高値圏での増額」には慎重になる部分もありますが、ストックフォトという「稼ぐ力」による余力を最大限に活かすため、オルカンを中心とした積立額を引き上げ、よりスピーディーに資産の土台を強固にしていく決意を固めました。
4. まとめ:2026年の展望と、慎重な投資判断
2025年末の棚卸しを終え、以前から継続している「準富裕層」としての立ち位置を改めて確認できました。
しかし、2026年の投資環境を考えると、決して楽観視はできません。市場が右肩上がりを続けている現状では、「今から新規投資や増額を行うのは、高値掴みになるのでは?」という難しさを常に感じています。
無理に資産を膨らませようと焦るのではなく、以下のようなスタンスで臨むつもりです。
- 現在の右肩上がりの状況を様子見しつつ、慎重に判断する
- 積立投資の増額分は淡々と継続し、入金力を信じる
- 現金5割のクッションを維持し、優待クロスで着実に立ち回る
自分のリスク許容度を無視せず、市場と程よい距離感を保ちながら、一歩ずつ進んでいこうと思います。

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